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ジャコウアゲハの観察

ウマノスズクサを探していたのがきっかけでジャコウアゲハの観察となりました。


ジャコウアゲハ 成虫
   


ウマノスズクサの葉の裏に産卵します。                                               葉の裏の卵です。
   


産卵後4日目頃に孵化します。  左は1齢幼虫(孵化後3日目)、右は2齢幼虫と思われます。
   


左 ウマノスズクサが食草です。食欲は旺盛です、葉のみならず茎も食べてしまいます。   右は3〜4齢虫と思われます。
   


ジャコウアゲハの5齢(終齢)幼虫(孵化後約6週間後)です。                               触ると頭上から黄色のVサイン(肉角にくかく)を出してきます。
   


終齢幼虫が2〜3m上の枯れ枝登って来て前蛹となります(孵化後およそ1カ月)    左の写真はマサキの枝(高さ50cm) 右の写真は高さ2mの枯れ枝
   


前蛹が1〜2日で蛹になります。
怪談・番町皿屋敷に登場する女中のお菊が縛られた様ににているといわれ、お菊虫と呼ばれています。
   


羽化直前の蛹(孵化後45日目頃)が黒くなってきます。
   

羽化の写真は来年の楽しみとなってしまいました。

ジャコウアゲハが産卵するウマノスズクサは何か所も発見できましたが
除草作業で刈り取られてしまい、ウマノスズクサの花を撮れたのはここだけでした。
   


  この蛹の撮影は10月27日ですので、間違いなく越冬蛹思われます。来春、羽化にぜひ立会いですね。


        
※ 標本採取は行っておりません。


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